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Eclipse(+pydev プラグイン)を使ったMonkeyRunnerの開発方法

世界のAndroid Developerの皆様こんにちは
今日も性懲りも無く、MonkeyRunnerの紹介をしていきたいと思います。

今日は、Eclipseでの開発方法について紹介します。


ターゲット
・アプリケーションの再帰テストがしたい人
・繰り返し同じ動作をさせて、起こるバグを発見したい人
Eclipseで補完を聞かせながらコーディングしたい人
Eclipseのgit,svn,hgしか使ったことない人



用意するもの


aptana2.0では、エラーが起こって設定できませんでした。



  1. 環境設定
    1. jython とライブラリの設定

設定画面 -> pydev -> Interpreter (Jython)を選びます。



右上の[New]を選び、名前(なんでもいい)、Exxecutableをandroid-sdk\tools\lib\jython.jarのパスを設定します。


右真ん中のNew Jar / zipを選択して、MonkeyRunnerのライブラリを読み込みます。
android-sdk\tools\lib\monkeyrunner.jarを設定します。

    1. プロジェクトの作成
      1. Javaプロジェクトの作成

MonkeyRunnerの実行は、以下のプロセスで行われます。
1.monkeyrunner[.bat]を実行して、環境変数の設定
2.MonkeyRunnerStarterの中でJythonInterpreterを生成
3.プラグインインスタンス生成
4.スクリプト実行

なので、Eclipseから実行するのはJavaプログラムです。
Javaプロジェクトから開始する必要があります。

      1. Jythonプログラムへの変換

プロジェクトを右クリックして、コンテキストメニューの[pydev]->[convert to pydev project]を選択します。

Jythonプログラムに変換した後であれば、コードの補完が効きますので変換します。
かつ、Javaプロジェクトの設定が残っているので、Javaプログラムとして実行ができます。



    1. 実行の設定

通常通りに実行した場合は、2.1で説明した環境変数の設定が行われないので、コレを設定してやる必要があります。

手順は以下のとおり

[実行]から[実行の構成]を選びます。
Javaプロジェクトを選択し、設定をします。
MainクラスをMonkeyRunnerStarterにします。
VM変数に以下のものを設定します。(今のところフルパスでしか試してないです。

${workspace_loc:AaaTestwithMonkeyLog/pysrc/test.py}

パスの説明は、めんどくさいので省きます。
Android SDKの中のpathを指定する。
+mainのスクリプトを設定する。だけです。


これで完成!


どうようにの実行から、MonkeyRecoderを実行可能にしておくと便利です。


これで、Eclipse上でアプリの開発+instrumentの実装+MonkeyRunnerを使った再帰テストの実行が少し楽になった。
レポジトリとの連携もね!



Special Thanks to @madguy !
深夜まで付き合ってくれた、友人に感謝します。