入門Jenkins 実践「継続的インテグレーション」を執筆しました。
というわけで掲題の、入門Jenkins 9/25に発売いたしました。
- 作者: 末広尚義,竹内一成,太田健一郎,西川茂伸
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2012/09
- メディア: 単行本
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本著は、JaSSTやTDD研究会でご活躍されている太田健一郎様にお声がけさせて頂き、執筆させて頂きました。
Android への Jenkinsの適用や、Ruby on Rails ,Catalyst(Perl) と盛り沢山な内容になっています。
そして、私の書かせていただいた Gerrit Code Review に関する章もありますので、是非手にとって見てください。
本著は、入門と題されておりますが、秀和システム様のページにもありように、
「中級」以上の方がターゲットの読者様となっています。
http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/3530.html
最初に執筆のご依頼を頂きました時から「初心者向け」のわかりやすい、かつ実践的な本を、と言うことだったのですが、目次の段階からブレずに今の内容で執筆させて頂きました。
理由はいくつかあるのですが、最も大きな理由は「本当に使える実践的なJenkins」とは何なのか?を考えた結果を本著に詰め込んだ為です。
上記のように高い目標を掲げ、それをステップバイステップで学んでもらうためにブレークダウンして行き、本著は完成いたしました。
その結果、ある程度開発を知っている人を前提に、「Jenkinsを使った開発に入門する人=Jenkinsの初心者」がターゲットになりました。
Jenkinsは非常にシンプルな作りであるため、様々なことに利用可能です。
ですが、下手に使える知識ではなく、その中で最も効果の有るプラクティスが本著には詰め込まれています。
「はじめに」に記載させていただいた通り、Jenkins に関する書籍は Java を専門としたものしか無く、
他の言語での活用例は、Web上で各人のプラクティスを参照するしかありません。
すべての人達がこれらの情報を集めて各人の環境を構築するのは容易ではありません。
これは逆を言えば、まだまだ苦しんで開発をしている環境があるということです。
弊社を含め日本企業を取り巻く環境はあまり良いものではありません。
そこで、Jenkins 等を活用し、良いプロダクトを作りグローバルに立ち向かえる商品の開発をしてもらいたいと考えています。
惜しむらくは、Android と Webフレームワークのことを記載したのにも関わらず、
これらの連携のテストの事などが書けていないことです。
また、Ruby,Perl はあるのに、PHPや私の大好きな Python についても書けませんでした。
後者に関しては、もう少し体系的な事を記載しておけば、それぞれの言語で該当する機能は何かという事を調べやすいため、ぜひとも書いてみたかったのですが、3ヶ月という短い期間の中ではそこまでに至りませんでした。
執筆は初めての経験なのでとてもいい勉強になりました。
改めて、きっかけを下さった太田さんに謝辞を述べさせて頂きます。
また、その他ご協力頂きました皆様、そして本記事をお読みいただいた皆様に感謝いたします。
ぜひご購入のご検討ください。
ご購入頂きました皆様にも感謝です。
正直な所まだまだ、Gerrit については書ききれていないです。
ここがわからない、こういうことやってほしい、等ございましたらお気軽にご連絡ください。
# 日本語化サポートしてくれ、が多そうですがw
追記
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某トリガーのコミッターの方からコメントいただいたのでまとめておきました。