Hack the World!

プログラミングや,ネットワークに関する話題を取り扱っています.知識をつけて,優雅にお仕事するのを目指しています.

Windows Bootstrapping 2.5日目

ようやくインストール対象になるOSイメージが必要なシーンまでやってきた。
Sambaを通じて、マウントしてSetup.exeを叩くだけの簡単なお仕事です。(とか言いつつ1日かかった)


  1. DVDの中身をまるっとコピー
  2. WSIMのimgmgr.exeでinstall.wim(or clgファイル)を開く(インストール対象のメディアに含まれている)
    1. インストール対象のエディションを選択
  3. 自動応答内容(unattended.xml)を設定する。
    1. ドライバとかもここに入れられるらしい。(会社でやるときはコレ必要そう)
    2. (ここは後で詳細に書く)
  4. DVDの中身をSambaでアクセス可能にする。
  5. Sambaをインストール中でマウントするために、パスワードを設定しておく (/var/lib/cobbler/scripts/mountmedia.cmd)


応答ファイルは、WSIMを使って作る。
WSIMは、Windows ADKに含まれている。
多分パスは以下のとおり

C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Deployment Tools\WSIM\imgmgr.exe


応答内容の細かい設定は以下を見ればわかるようになっている。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc749204(v=ws.10).aspx



基本的なインストールは、以下のコンポーネントを利用する。
Microsoft-Microsoft-Windows-International-Core(ディスクのフォーマットなど)
Microsoft-Windows-Setup-neutral(ユーザー作ったり、)

OOBEとか調べれば、ブランドイメージを表示しつつWindowsのセットアップとか出来そう。







何でこんなことをやってるかといえば、WinRMを初期構築時から有効にしたいからなのです。
会社で使ってるのが2008R2なので、2008R2で試していたのですが、
Powershellのバージョンは2なので、更にアプリケーションのインストール等も頑張らないとダメですね。


個人で色々試すぶんには、Windows8/2012でいくとして、
会社のは手順書で何とかします。

というか、SCCMとか使えばいいだけの話で頑張ってCobblerでやることもないわけですが、
もはや興味本位ですね。


とりあえず出来たので、後でgithubに必要なファイル類はあげておこうと思います。
アクセス数が多ければ、もう少し詳細に書きたいと思います。


参考URL
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc749317(v=ws.10).aspx
http://social.technet.microsoft.com/Forums/windowsserver/en-US/40cd085f-9a71-47a1-825b-79bde4f13fb2/enable-winrm-on-unattended-installs?forum=winserverManagement